8月31日(土)、愛媛県男女共同参画センターにおいて「えひめ協働推進フォーラム」〜新しい公共事業成果報告会〜が
開催され、天空の郷地域福祉フェスティバルin久万高原実行委員会竹森洋輔委員長が報告者として発表いたしました。
当日の「えひめ協働推進フォーラム」本資料です。
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成果発表をする竹森委員長
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発表の概要は以下のとおりです。
【成果発表】
報告者:天空の郷地域福祉フェスティバルin久万高原実行委員会
委員長 竹森 洋輔
@久万高原町の概要
人口・・・9,686人(平成25年6月末現在)
高齢化率43.72%で、県下一の高齢化率
A民間との協働の可能性と必要性(新しい公共)
久万高原町の課題(高齢化、過疎化、子ども不足等)=中山間地域の課題
多岐にわたる課題を解決するため、異業種連携を進める必要がある。
B異業種連携による実行委員会を組織
「天空の郷地域福祉フェスティバルin久万高原」を実施することだけでなく、
フェスティバルを通して緩やかなネットワークづくりや、今後の新たな
協働活動の可能性について模索
C『居場所づくり』と『地域資源活用』
議論の結果、久万高原の課題や取り組みたいことは『居場所づくり』と
『地域資源活用』という2つのキーワードにまとまった。
◆『居場所づくり』
・高齢者や障害者の閉じこもり予防や地域コミュニティーへの参加誘発
・子どもの力を借りて高齢者や地域みんなが元気になる取り組み
◆『地域資源活用』
・廃校跡地を活用することで、人が集まり、地域活動が起き、地域が元気になる。
・地域が元気になっていくことで、高齢者や障害者の出番が必ず訪れる。
・地域みんなが元気になり、街も元気になる。
D今後の課題
(1)
今後実行して行こうとすることは『福祉』に結びつきにくく、単なる街づくりや、
街おこし活動になるのではないか。実行委員会に商売や街おこし活動に従事して
いる方が携わっていたからかもしれない。どうやって高齢者や障害者の方々に
入ってもらえるのか。
(2)
狭義の『福祉』から広義の『福祉』へ
『福祉』というと、障害者や高齢者のためのものというようなイメージだが、
福祉専門職や福祉ボランティアだけでは、地域で生活する高齢者や障害者を支えることは不可能。
そのため本フェスティバルを実施し、地域づくりや地域力の必要性を訴えたが、ぼやけてしまった。
地域が元気になることで、高齢者や障害者の居場所や出番が増えていき、広義の『福祉』になると
考えており、今後の課題となった。
E今後の活動
天空の郷地域福祉フェスティバル実行委員会は発展的解散
これまでの内容を引き継ぎながら新たな委員会を組織化して検討実施予定。
F振り返り(まとめ)
実行委員会を組織し、フェスティバルを切り口として協働の必要性と可能性を見出した。
課題もあるが、気づきもたくさん生まれた。
フェスティバルテーマ「気づきと活動の広がりを目指して」
・気づき
協働の必要性と可能性
地域づくり(地域福祉)によってコミュニティーが形成され、高齢者障害者を含めて
地域が元気になり、街全体が元気になる。
・活動の広がり
地域資源を活用した地域作りや居場所づくりへの取り組み
※当日の様子は、愛媛新聞に掲載されました。(9月1日付)
PDFデータとなっております。 「9.1付.pdf」をダウンロード